キモくて金の無いおばさん

プチ底辺が何かを書きます

好きって言っても許されたい

私にも好意を持つ人がいる。
でも好意をストレートに言葉にした事は一度もない。

私が好きって言った所で嫌な気分になったりしないかな?
相手を傷つけたりしないかな?と思ってしまう。

なんだそりゃ?好意を伝えて不快になるとかないだろって言う人もいるだろう。
いやいるよ!!!

こんなブサイクに好意を示されるとか不快、キモイとか
こんな底辺女にイケル!と思われるなんて俺ってレベル低いのかな…とか。


好きって言葉が必ずしもポジティブに受け止められるとは限らない。
と、常日頃思っている。

それが怖いなと思う。
好きな人なら嫌な気持ちにはなって欲しくないし。

 


これは恋愛対象に限ったことではなく、友人にも言えるし家族にも言える。

こんなモッサイ女に友達認定されるとか凹む。
すごい好意を示してきてるけどなんか重くて怖いとか。

私の好意で不安不快にさせそうで怖い…


そんな私にもストレートに好きと言える人間(注1)がいたりする。
好きなバンドのメンバー達だ。

ファンとして好きであれば好き好き言っても許される気がする。
嫌な言い方だがお金だって落としてるわけだし。(注2)

安心して好きって言えるのって凄く嬉しい。

やはりバンドもそれなりにビジネスだったりする。
お金を落としているという後ろ盾は強い。

ただバンドマンも人の子だ。
例え金を貰おうがオキニやオキラ(注3)だいるだろう。
なのでファンクラブでやっている旅行とか直接触れ合うイベントは行っていない。
何回かインストに行ったけどなんか違うと思ってそれ以降行っていない。

直に好きだとか言うのはなんか違うし怖い。(注4)


恋愛以外の好きすら言えない私には素晴らしい存在。
お金が介在するから好きって言える。


やっぱ金って神だわ。

 

 

(注1)人間以外であれば好き好き言いまくれる。対象に自我ってか感情が無いと言うか、現実に存在しないって素敵ね。

(注2)この原理でいけばホストやキャバなんかも楽しめそう! …金がないか…

(注3)オキニ:お気に入りのファンの子。オキラ:嫌いなファンの子。

(注4)でもライブではデスボイスで名前呼んでたりする。ああ、私ってなんて奥ゆかしいのだろう。

 

独身の奥さん

奥さん!分譲マンションいかがですか?」

休日の昼下がり、宅飲み用の酒を買った帰りに声をかけられた。

 

思いもよらない勧誘にまず驚いた。
妊婦に間違えられて席を譲られたこと(注1)はあったがこのパターンは初めてだ。

奥さんでもないし分譲マンション買えるような金もねーよ…とも思ったが
あの営業マンには真逆に見えたというわけだ。

これは嬉しい…!

彼の見立てでは金もそこそこあって夫子どものいる女性という事になる。(注2)
そんな風に見て貰えて嬉しくないわけがない。

普通の主婦のように見られたわけだ。
普通とは人それぞれだろうが私の考える同年代女性の普通は結婚して出産してマンション買ったりしている人だ。
私はその普通にものすごい憧れがある。

その憧れの人のように見えたなんて喜ばしい事この上ない。

歳だってきっと30代~40代に見られたに違いない
年相応に見られたのも嬉しい!(注3)

 

かつて私は彼氏いるの?と聞かれるのが嬉しかった。(注4)
彼氏がいるような人に見られたのか!とはしゃいでいたのだ。

そのことを友人に言ったところ「アンタそりゃお世辞だよ。」と言われた事があった。
でもお世辞でも嬉しい事に変わりないんですよ。

お世辞って基本相手に喜んでもらうものじゃないですか
少なくとも私を喜ばそうとしてくれた気持ちはありがたいしその好意が嬉しい。

お世辞にも好意の無いものもあるだろう。
こんなお世辞本気にしちゃって痛いやつだなーと影で笑うタイプのもの。

でも仮に好意のない場合もだったとしても一瞬でも喜んだ自分は確実にいたわけで
からかわれたとしても、その事実だけでいいんだ…と思うようにしている。

 

あの営業マンは何も考えずにその辺の女に手当たり次第に声かけしていたのかもしれない。
でもあの瞬間だけでも結婚して家庭を持った女にしてくれて嬉しかった。

 

 

(注1)ごめんねお腹の中身は脂肪なんだ…悪いな~と思いつつも座った。

(注2)マンションはファミリー向けだった。

(注3)10代のころから30代に見られてりしていた。老け顔だったがようやく顔が年齢に追いついたんだろうか?

(注4)現在サッパリ聞かれなくなりました。彼氏じゃなくてもう夫がいるような年代だからなぁ。

プライド高いのが恥ずかしい

私はプライドが高い。

 

じゃあ実力があるのか、何かしら実績があるのかと言えば無い。
色々と頑張っていたような気がするがイマイチぱっとした結果が残せていないように思う。
最近では努力すんのめんどくせーなーと思う始末。

そうただ無駄に高いだけ。

 

そんなダメ人間なのに人から舐められるのは大嫌いだったりする。

どういう訳か仕事やその他諸々にはプライド持っていないくせに
対人間となるとプライドめちゃ高おばさんになってしまうのだ!

コイツ分かってないなぁみたいな態度を取られるとしつこく分かってるアピールしてみたり
私の知識に疑いの目を向けられると正しい事を証明するのに躍起になったりする。(注1)
そんな執拗に自分のメンツにこだわるヒマがあるなら実力を伸ばす方向に頑張ればいいのに…

 

実力のある人ほど謙虚というのはこういう事なんかなと思ったり。
メンツに拘る前に黙々と能力を伸ばす。
自分には厳しく、他人には謙虚さを持って接する。

そんな者に私はなりたい

 

しかし現状そういった人の対極にあるわけですよ。
それがものすごく恥ずかしい。

なので極力プライドが高いのは知られたくない。
頑張って隠している。(注2)

やっぱり「この程度でプライド高いとかコイツ馬鹿か?」みたいに思われたくない。
馬鹿にされるのは恥ずかしいし私のプライドが許さない。

プライド高いせいでプライド高いのを隠したいという意味不明な状況に陥っている。(注3)

じゃあこバカにされないよう実力を付けるしかないな!ってなると思うんだけども出来る気がしない。
それなりに結果を残さねばならないし、勉強したりとコツコツした積み重ねが必要となってくる。

 

せめて初心に戻って頑張る事くらいは頑張りたい。
でも最近はそれが一番難しくなって来ているように感じる…

 

 


(注1)しかもその知識が間違っていたりする。

(注2)とはいえバレバレなのかも。たまに隠している事まで恥ずかしくなる時がある。

(注3)もうゲシュタルト崩壊しそう。

歳を取ってからの洋服選び、楽しくない?

歳を取って好きな服が似合わなくなった。

若い頃ロリィタ服が大好きだった。
メタモル、イノワ、メイデン、ジェーンにエミキュ(注1)
かなりの期間、金と手間(注2)をかけて洋服を集めた。
楽しかったなぁ…

しかし加齢とは残酷なものでやっぱり似合わなくなってきた。

ロリィタ服を着て鏡の前に立つとどうにも違和感を感じるようになった。
どうやっても無理して着てる感じがしてしまう。

最初違和感を覚えたのは髪型だった。
私はロリィタの時によくウィッグを被っていたんだがどうにも似合わない。
なんだか無理して若作りしてる人みたいでかえって実年齢より老けて見える。
原因はすぐ分かった前髪パッツンがもうキツイ。
試しに服も着てみたがダメだこりゃと。その時からロリィタ服からはフェードアウトした。

クラシカル系の貴婦人っぽい感じの物にシフトしていこうかなとも考えたけど辞めた。
だって一番着たい服を我慢する事には変わり無いわけで、
貴婦人みたいなんじゃなくてドールみたいな可愛いのが着たいんですよ。

暫くはそれでも想い出があるし…と洋服は取っておいていた。
が、引っ越しの際に思い切ってほとんど処分した。(注3)
ジェーンあたりはまだ着れるかなと思っていたがやはり売り払った。
なんだかんだでロリィタに対する執着みたいなのが薄れてきたのかもしれない。

いつも遊ぶ時はロリィタ服だったので当然他の洋服が必要となる。
その服を選ぶのがなんだか楽しくない。

今の服選びの条件は、
・似合っているか?
・手持ちの服と合わせられるか?
・嫌いじゃないか?
この3点。

そう、好きか?とかビビっと来たか?とかじゃない!
その服自体が好きとかではなく、その服を着た自分が変じゃないか?という視点に重きを置いているわけだ。

こういう選び方が…楽しくない…。

ロリィタ服選びはサイコーに楽しかった。
ブラウス一つ選ぶにも、ええーこのレースオリジナル?袖にピンタック付いてる!可愛いかわいい!カワイイ!
と最高にご機嫌な時間であった…

あの頃は服そのもの自体が好きか嫌いかで選んでいた。
着ている自分なんて殆ど想像していなかった。(注4)

一般的な服にここまでテンションは上がる事は無いだろうなぁ…

しかし最近ようやく少し楽しみを見つけた。
アクセサリーや小物類など目立たない所に好みの物を使う!
普通っぽく見せてるけど実は靴下の柄、とんでもないんですよ…と密かに楽しむのだ。

学生時代、校則に反しない程度にロリブランドの靴下や鞄を使っていたのを思い出させる感覚。
縛りプレイの中でどんだけ楽しめるかに挑戦してるこの感じ。
これが結構面白い。

でも常に不安だったりもする。
私は今までずっとロリィタのコーディネートしかしてこなかった。
ジェーンは普通の服だとかなんとか思っていたが母(注5)からはロリ服でしょとか言われて驚いた事があった。
つまり普通の感覚とズレている。
現在年相応の一般的な服を着ていると思っているが自分の感覚が全くアテにならない。
傍からすればトンチンカンな装いなのかも…と不安になる。
そもそもこんなジャンルの服着た事がないからどうコーディネートしたらいいのか分からん。

容姿の変化に感覚、経験や知識がついて行っていない…

似合うか?年相応化か?流行遅れになっていないか?
これらを一々考慮しなければならなくなった。
面倒な事に加齢は進むし流行は変わるから常に研究しなければならない。

…これってもしや常識?


(注1)ジェーン、エミキュロリィタじゃないって意見もあるかと思いますが面倒なのでここでは同じくくりにします。

(注2)昔はオンラインショップのないブランドもあった。雑誌に掲載された靴が欲しくて、各店舗に電話で在庫問い合わせて通販したりしたなぁ。
どの雑誌に載るかなんてのは今は亡きふたばの買い物板で情報を仕入れていた。
他にも予約枠がすぐ埋まるであろう洋服を即押さえられるよう店が開店と同時に入店し、すぐに予約を入れるなんて事もしていた。

(注3)捨てるのはしのびなくて売却した。
ブランドものはすぐ売れたが個人ブレンドの物や自作のヘッドドレスなんかはまだクローゼットにいる…

(注4)当時もこんな服を私のようなブスが着ていいのか?と思ったりもしたが若さという免罪符があるさ!と開き直っていた。
好きに着ておいて本当に良かったと思う。

(注5)母の感覚が普通かと言われると自信がないが、おそらく私よりは一般的なファッションセンスだと思われる。

 

 

 

友達遊ぶ前と後の苦悩

前にtogetterだか何かで友人と過ごしてる時は楽しいのに会う前に憂鬱になるみたいな記事を読んだ。
ああ分かる~とか思ったが私には続きがある。

会った後も憂鬱だったりする。

※1 嗚呼あの時の発言、あれは失言だったわ…だとか、
   あのツッコミはキツ過ぎたかも…とか。(注1)

友人と会うと酒の力(注2)も手伝って、ついはしゃぎ過ぎてしまうんです。

友人とは滅多に会わない。
年に数回飲みに行ったりする程度。

最近はプライベートな仲の人と普段交流しなくなってしまった。
そのせいか匙加減が分からなくなって来ている気がする。
友人と会った瞬間フルスロットルのテンションで「もう飲んでんの?」と言われた事もある。

そんな浮かれ切った状態で酒を飲みお喋りに興じていると
ついつい調子に乗った言動をしてしまう…
友人と遊んでいる時はそのままの勢いだが別れた瞬間、反省会が始まる。

※1繰り返し…

これが後に会う前の憂鬱を招いている。

会う前から失言を心配してしまうのだ!
図に乗る自分が予測できてしまい友人との予定が憂鬱になってゆく。

友達とは会いたいのに会いたくない。
遊んでいる瞬間は確実に楽しいだろう、けども度を越しそうで怖い。

こんな後悔する位なら反省を次回に活かそうとするもんですよね、大抵は。
だが私は活かさない。(注3)
自制心を持って、いざ参らん!くらいの気持ちなのに友人と会うとそういうものが吹っ飛ぶ。
酒がいかん!今日はカンパイの1杯だけ!と思っていたのにいつの間にか5杯くらい飲んでたりする。

そんな同じ過ちを繰り返しているダメ人間です…

そんな私に付き合ってくれる友人達、ありがとう。
出会えた奇跡を神に感謝。


(注1)他にもあそこはもっと笑いとれたのに…とか、
    もっと端的に説明できたろうに…とか面白く喋れなかった事を反省したりもする。

(注2)稀にアルコール抜きのお付き合いがあったりする。
    そういう時は反省点がちょっと少なくなる気がする。

(注3)仮面ライダーブレイドの所長風に読んで下さい。

 

 

 

鏡の中の自分を見たくない

この前メイクレッスンを受けて来た。(注1)
が、今後自分のメイクに活かせるかと言うと
…ちょっと難しいかもしれない。

「ここはこんな風に指を動かして~」と言われたけど見てなかったので覚えてない。
「こんな感じの仕上がりでいいですか?」の確認も大して見ずに「アッハイ」

とういうのも私は人前で鏡が見れない。
いやちょっとは見れるけどもマジマジと見る事は出来ない。
微妙に焦点をずらしたりしてる。

自分の醜い顔を直視出来ないからだ。

不思議な事に一人きりの空間であればちゃんと見る事が出来る。
なんなら風呂場の鏡なんかは(ふふ、そこそこ美しいではないか)とすら思ったりもする。
しかし一歩外に出れば映っているのは糞ブスBBA!
なんなんだあの現象(注2)

もちろんメイクの腕は上げたい。
鏡を見なければ折角のレクチャーも無駄になる…と頭では分かっている。
でも自分のブサイクさに耐えられず反射的に目をそらしてしまう!

思うに私はまだ自分の顔面偏差値が納得できてないのだろう。
もう何十年もこの顔なのに。

ブスなのだから少しでもメイクで良くしたい。
しかしブスゆえに鏡が見れない…

近年は老化も加わりより一層ブサイクになって来ている。
なんとか見れる顔にしたい。
つべこべ言ってる場合では無いんである。

次こそはちゃんと鏡を見るぞ!

 

 

 

 


(たぶん無理だろうなぁ)


(注1)そういえばメイクレッスンとは歌っていなかったような?
    しかし色々と教えてもらったのでメイクレッスンという事にさせて下さい。

(注2)風呂場の鏡でググったら予測変換に風呂場の鏡 イケメンと出た。
    同じ症状の方がいらっしゃるみたいですね。